メールタイトルのテスト

メール広告やメルマガ、会員向けのフォローメール、etc…。
サイトを運営しているとメールを送る機会は多くあります。
そんなメールにとってまず大事なこと。
それはメールを開いてクリックしてもらうことです。
まずはメールを開いてもらええなければ、せっかく作ったランディングページを見てもらうことも、
入稿規定にひっかかりながらテキスト原稿を何度も修正したことも、
すべて無駄になってしまいます。
でもこの世知辛い世の中。
競合他社やスパムメール、その他さまざまなメールがインターネット上を飛び交っており、
お目当てのユーザのメールボックスもそんなメールたちであふれかえっていることでしょう。
そこでまずいかにユーザの目に止まるか?が重要です。
文言レベルとなると、ケースバイケースになることが多そうですので、基本はどのような装飾を施すか?に焦点を当てます。
今回テストした装飾のパターンは以下のとおり。(タイトルの部分には各パターンとも同じ文字列です)
基本的には先頭の引きの強い単語を囲うような形です。
【1】 |||| タイトル ||||タイトルタイトルタイトルタイトル
【2】 [ タイトル ]タイトルタイトルタイトルタイトル
【3】 ♪♪タイトル♪♪タイトルタイトルタイトルタイトル
【4】 ≪タイトル≫タイトルタイトルタイトルタイトル
あなたはどれが良いと思いますか?
1番目は今までテストを行った際にも良好だったパターンです。
2・3・4番目は新たに追加してみたパターンです。
各4~5万通づつメールを配信し、クリック率を計測しました。
グラフにすると以下のとおりです。

ひとつだけ抜き出てよいものがあります。それは・・・
【2】の[ タイトル ]〜 のパターンでした!
配信数も多いため信頼度もぼちぼち高いと思われます。
【1】の|||| タイトル ||||〜 のパターンもまずまずの結果です。
それに対して新たに追加してみた2パターンはイマイチ振るいませんでした。
結果の良かった2パターンに共通することは
1.装飾に使用したのが全角文字でかつ記号である
2.装飾と中のタイトルの間に半角スペースがない
という2点が挙げられます。
メール広告の制限を考えると、より短く(バイト数が少なく)効果のある装飾が求められます。
上記の2点については「全角の装飾→バイト数が多い」ということから半ば意識的にやっていたのですが、このような結果になるとは。。。
実際、新たに追加したパターンでは装飾に使用しているバイト数は以下の通りです。
【1】10バイト(半角スペース含む)
【2】4バイト(半角スペース含む)
【3】8バイト
【4】4バイト
1番は装飾に必要なバイト数が多いため、その点がメール広告の制限にひっかかることがあります。
そのため2番の装飾が1番の半分以下のバイト数でより良い結果が得られたのは非常に価値があります。
逆に3番に半角スペースを使用することは、1番と比べてバイト数が変わらなくなってしまいます。
限られたバイト数の中で効果を出せる装飾が良いパターンといえます。
今後も引き続き調査を行っていきたいと思います。

メーラーのUA(ユーザエージェント)の調査〜終章

前回メールクライアントのUA情報について調査を行いました。
結果、シェアの多そうなOutlookExpressが嘘をついている!ことが判明しました。
どげんかせんといかん!ということで、その対策を考えてみました。
(そもそもブラウザ戦争にせよ、ベンダーの尻拭い的なのは不愉快ですが。。)
■案1:スクリプトを仕込む
■案2:サーバに送信されるヘッダー情報を観察してみる
案1はメーラーは基本的にJavascriptは処理しないだろうという仮説に基づいた方法です。
javascriptが動作する場合はパラメータ(クエリ)ありで画像のURLを設定し、動作しない場合はパラメータなしとします。
仮説どおりであれば、IEだとパラメータがついて、OLだとつかないので見分けがつきます。
案2は、HTMLメールを表示する際に送信されるHTTPヘッダーがOutlookExpressとInternetExplorerでは何か違いがあるのではないか?という仮説です。
■案1:スクリプトを仕込む
今回の実験では単純に<script>と<noscript>で振り分けを実装しました。
scriptタグではパラメータありのimgタグを出力し、noscriptタグでは普通にパラメータなしのimgタグを記述しました。
─【案1の結果】────────
OutlookExpress:パラメータなしでのアクセス
InternetExplorer:パラメータありでのアクセス
おぉ!うまくいきました!
Javascriptを使えば、IEとOEの見分けはつけられそうです!
ただ、、、、です。
HTMLメールにスクリプトを仕込むなんて、迷惑メールとして扱われる可能性が高そうです。
迷惑メールになっては、そもそもメールを送る意味が無いですよね。
今回はメールクライアントの情報をどこまで得られるか?という視点での実験なので、よいこのみんなはマネしないように!
■案2:サーバに送信されるヘッダー情報を観察してみる
こちらは案1のようにクライアント側に仕込まないので、これによって迷惑メールとなることはないでしょう。
もし判別できれば実際に活用できそうです。期待が膨らみますね!
実験はHTMLメール内にimgタグを仕込み、そのソースURLをPHPスクリプトにします。
PHPスクリプト側で、ユーザのリクエストヘッダーを解析・記録します。
OutlookExpressとInternetExplorerでリクエストヘッダーに何か違いがあれば、判別ができることになります。
さて、その結果は・・・
─【案2の結果】────────
違いがあったのは、以下の3つ。
・REQUEST_TIME
・REMOTE_PORT
・HTTP_ACCEPT
まずREQUEST_TIMEはリクエストのあった日時なので違って当然です。無視。
REMOTE_PORTは、ユーザ側の接続に使用しているポートですが、これは接続のたびに変わります。やはり、無視。
最後に、HTTP_ACCEPTですが・・・これは・・・使えそうです!
… InternetExplorer …………
image/gif, image/x-xbitmap, image/jpeg, image/pjpeg, application/x-shockwave-flash, application/xaml+xml, application/vnd.ms-xpsdocument, application/x-ms-xbap, application/x-ms-application, application/x-silverlight, */*
… OutlookExpress …………
*/*
OutlookExplorerの方がシンプルな内容となっています!
HTTP_ACCEPTの値が「*/*」のみの場合はOutlookExpressだと考えられます。
■結論!
OutlookExpressとIEの違いを判別することは「可能」です!
方法1:SCRIPTタグを使って、判別する
方法2:リクエスト情報からHTTP_ACCEPTを元に判別する
※方法1はスパム判定に引っかかる恐れがあるため、現実的ではない。
以上、電子メールクライアントのUA調査についての調査結果でした~!
皆さんもたまには、メールソフトについて考えてみてはいかがでしょうか?

思わずクリックしちゃったタイトル

何だかよく分からないけど、クリックしちゃったメールの件名をピックアップし
てみました。
私には毎日8000通のメールが届きます(殆どスパムですが・・)その中で、
何だかクリックしちゃった気になるタイトルと、クリックした理由をまとめてみ
ました、ご覧下さい。
【思わずクリックしちゃったタイトル】
■お世話になります。
→クライアント様かと思って…
■大槻です。ご確認頂けますでしょうか?
→大槻さん?誰だったかな?と思って…
■メリークリスマス♪
→だって季節だったんだもん。
■お願いがあります
→問い合わせかと思った。
■やほぅ!!!!
→普通に気になった。
■《確認》美佳様からケータイナンバ
→知ってる人の名前だったから。
■もう始まっているセール特集!年末にここまでは準備しよう♪
→やっぱり「年末」「セール」は気になるね
■例のことなのですが
→例の件ってなんですか?
■【警告】あなたのアフィリ報酬横取りされてますよ!」
→えっ!そりゃまずい!
【まとめ】
クリックしちゃった件名は、季節やイベントにあったタイトルだとクリックして
いるようです。
その他、問い合わせや知り合いに見せかけたタイトルは上手だなと思うけど、内
容は殆ど見なかったですね。
全体を見ると、件名は、短くてパット見で読める内容が良いのかもしれません
ね。皆さんはどんなタイトルだったらクリックしちゃいますか?

アンケートのインセンティブに関する考察

いろんなメルマガを受信していると「アンケートに答えると商品券◯◯円分があたるチャンス!」なんてメールが送られてくることも多いのですが、実際に商品券目当てで回答する方ってどれくらいいるんでしょうか?

メーラーのUA(ユーザエージェント)の調査〜序章

さて、メールに関して皆さんどんなことを知りたいと思っていますか?
メールの開封率?メールのクリック率?メールからのコンバージョン率?
概ね、どうやってメールを見ているか?なんてことは気にされることは少ないように思います。
今回テーマにしたことは、ホームページでいえば、ユーザが使用しているWEBブラウザはどのアプリケーションで、どのバージョンが多いのか?という事です。
ホームページだと当たり前にやっていることが、メールになった途端ちゃんとやれていないものです。
HTMLメールでもなければ、機種依存文字に気をつけていればそれほどレイアウトが崩れることもないですから、当然といえば、それまでですが・・・
ホームページを作る人より、メールを書く人の方が多いという現実もありますから、在り方がそもそもちがうのでしょう。ある意味、電子メールクライアントはWEBブラウザよりも身近な存在では無いでしょうか?
前置きが長くなりましたが、それでは本題の電子メールクライアントについてどこまで知れるのか?を見ていきましょう。
メールを見る環境で大きく分けると、
【A】ローカルアプリケーション
【B】WEBメール(フリーメールなど)
の2つになります。ここまでは簡単ですね。
前者はOutlookExpressやThunderbirdなど、パソコンにインストールするタイプのアプリケーションです。
後者はYahoo!メールやGmailなどインターネット上のサービスで、WEBブラウザでアクセスするものです。
どこまで知れるのか?といった場合に、どういうメールを送るかによって大きく異なります。。
一般的にはメールには
●テキストメール(プレーンテキスト)
●HTMLメール
の2種類ありますが、テキストメールの場合には電子メールクライアントの情報はほとんど期待できません。
WEBメールで見ていればクリックした場合に限り、リファラーにWEBメールサービスのURLが残るため環境を特定できます。これがプレーンテキストメールでは限界のようです。
URLをクリックした時点で、そこからはブラウザの役目だからです。
それに対してHTMLメールの場合は、もう少し情報を得ることができます。
HTMLメールを受信したときに現れる「画像を表示する」ボタンがそのカギです。
「画像を表示する」ということは「サーバへリクエストを送信する」ということで、「HTML」メールなのですからもちろんリクエスト先はWEBサーバです。
ホームページを見る場合にWEBサーバにリクエストする際には通常WEBブラウザのUA情報が送信されますから、HTMLメールの場合はリクエストをしているメールソフトの情報が表示されるはずです。
しかし、今までログ解析をしている中で、メールクライアントのUAを気にしたことがありませんでした。
WEBメールに関してはテキストメール同様、リファラーにどのサービスかの情報が残ることは知っています。
しかしメールソフトに関しては漠然と「UA情報はない」という考えがありました。
でも、です。
最近、ふとUA情報を送るメールクライアントの存在に気づきました。Thunderbirdです。
HTMLメールを表示する際にちゃんとUA情報を送信していました。
それで、各種ローカルアプリケーションのメールクライアントで試してみました。
【WindowsXP - OutlookExpress】
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30; .NET CLR 3.0.04506.648; .NET CLR 3.5.21022)
【WindowsXP - Thunderbird】
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.17) Gecko/20080914 Thunderbird/2.0.0.17
【Mac OSX - Mail】
Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X 10_4_11; ja-jp) AppleWebKit/525.18 (KHTML, like Gecko)
【Mac OSX - Thunderbird】
Mozilla/5.0 (Macintosh; [...]