Webサイトの運用、Webシステムの開発に携わっていると、長期的なファイル管理や、複数人・複数拠点での確実なファイル管理が業務管理の中枢となります。
膨大なファイル数になればなるほど、「人間の能力では管理できない」状態になりますので、そんな時はシステムの力に頼りましょう!
ファイルのバージョン管理と言えば、やはり無償で利用できる「Subversion」です。
Subversionは、プログラムのソースコードや、Webサイトのコンテンツファイル、
Excel等のドキュメントまで、ひとつの場所に纏めて管理することができます。
まずは、Subversionの活用メリットについてまとめてみましょう!
●ファイルの更新履歴を「リビジョン」として管理できる!
Subversionは、ファイルの世代を「リビジョン」として管理します。
リビジョンとは更新したファイルの世代番号のことで、更新する度にリビジョンナンバーは、+1されます。
また、「このリビジョンになれ!」という命令をするだけで、世代を戻すこともできるんです。これは便利!
「sample_日時.html」など、ファイル名に日時を付けて管理しているケースをよく見かけますが、
Subversionを利用すると、世代管理だけのシンプルなファイル管理が実現できます。
●複数人での作業効率が格段に上がる!
Subversionでは、「リポジトリ」と呼ばれるファイルを蓄積する場所に、ネットワークを通してアクセスします。
リポジトリにアクセスすると、ローカル環境のコピーが作成され、そのコピーを更新することで、同じファイルを複数人で同時に更新することができます。
また、ちょっとした設定は必要ですが、同じファイルを複数人で変更していて、同じ箇所を変更していない場合は、Subversionが自動的に変更点を取りまとめてしてくれる便利な機能もあるんですよ。
●ファイルの更新内容を把握できる!
Subversionは、ファイルの内容だけでなく、更新した差分も管理しています。
差分はファイルを更新する度に蓄積されますので、各リビジョン間の差分はいつでも確認することができます。
プログラムが不具合を起こしたケースなどでは、ピンポイントで差分だけを確認すればよいので、原因の追及も容易になります。

少し専門用語も多く難しく感じられた方もいらっしゃるかと思いますが、
SubversionではGUIの優れたツールもあるんです。
次の投稿では、Subversionのクライアントについてご説明します!
つづく。